2016年12月5日月曜日

心房細動って?? 患者さん目線で。。



循環器の病気に不整脈ってのがありますよね。。


診断されたら怖い病気の一つです。

また、看護師国家試験にもよく出ます。

んで、看護師になってからもよく見ます。




今回は『心房細動』についてちょろっと書こうかなと。


①患者さん目線で

ざっくりいうと、心房が震えている状態。

画像検索してもらうとよくわかります。




















こんな感じの画像が出てくると思います。。。



まぁー、画像を見たってわからねーよって思う方が多いと思います。



心臓には4つ部屋があって、上の2部屋が震えている状態。。

んで、適当に下の部屋が脈打つって感じですね。



結構、診断されているかた多いと思います。



安心してください!すぐに死ぬ病気ではありませんよ。


だた、気をつけて欲しいのが、先生からもらった薬は必ず飲んでください。


たぶん、ワーファリンとかアスピリンとか。抗血小板薬と言われているものが処方されていると思います。




死ぬ原因としては、、、

心房細動と診断される
   ↓
   ↓
心臓の中に血栓ができる
   ↓
   ↓
脳梗塞、心筋梗塞になる


って感じです。   つまり、心房細動による生成される血栓が悪さをするわけですねーー。






治療に関してですが、、、

内服で様子を見ていく方法。。まぁ対症療法です。

根治にはなりません。 別に自覚症状がなければ根治しなくてもいいのかなと思います。


さっき言った、抗血小板薬とか心拍数を調整する内服薬が一般的ですね。。

どっちが大事って言うと抗血小板薬のが大事だと思います。
血栓ができてしまっては大変ですからね!!


心拍数を調整する内服薬ですがーー

先生が回診とかで


Dr.A「レートが高いみたいだけど、薬なにのんでるの?」

Dr.B「ベータブロッカーを追加したばかりです。」

Dr.A「そうか。少し様子を見よう。」

みたいな会話ですね。。


この『ベータブロッカー』ってのが心拍数を調整する薬ですね。ほかにもありますが。。。


もし、これを飲まなかったら多分、動悸がしてくるはずです。



内科は様子を見ることが多いです。内服による効果が出るまで時間がかかるためですね。


もちろん、点滴で投与すればすぐに効きますが、その効果は一瞬です。。。



だから、内科が内服管理が大切なんです。。。



あとは、カテーテルアブレーションです。心筋焼却術ですね。

ABLとかPVIとか言いますね。



この治療は、血管撮影室、またはアンギオ室にて行われます。

手術室ではやりませんよーー



なんか、焼却とかいうと怖いですよね。


安心してください。これやれば大概は根治できます。



術中は寝ているので心配はありません。ただ、手術時間が長いですが。。。

6時間くらいやっているかも。



肺静脈輪を焼却してリエントリを消滅させる。。

つまり、心房の震えがなくなるってことです。



手術点数は40000点くらいですね。。

保険なしですと40万円の費用です。




まとめ。

・薬はちゃんと飲んだほうがいい。脳梗塞や心筋梗塞になってからでは遅いため

・担当医がカテーテルアブレーションしましょうって言ったら、やっちゃいましょう。

・心房細動になるだけで、正常の心臓より30%くらい心機能が落ちる。無理はしない。



国家試験対策もしたいと思います。


ノシ























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